関電L&A

FD宣言

お客さま本位の業務運営に関する宣言

当社は、関西電力グループの一員として、リース、保険、自動車を柱とした付加価値サービスを提供することにより、関西電力グループ各社とその従業員の皆さまのお役に立つとともに、グループのみならず、幅広く社会に貢献する旨を「当社の使命」として定めております。
その行動指針として、

○お客さまファースト

常にお客さまファーストの精神で、お客さまにより満足していただけるサービスの提供に全力を尽くし、お客さま満足No.1企業を目指します。

○総合力の発揮

社内の組織間、社員同士が互いに連携し合い、より大きな付加価値をスピーディーに提供できるよう心がけます。

○活力に溢れる会社作り

社員一人ひとりが、共に考え、悩み、学び、そして、より高い目標に挑戦することにより成長していける、活力に溢れる会社作りに努めます。

○企業としての社会的責任(CSR)の全う

安全最優先、コンプライアンスの徹底、人権尊重、環境問題への取り組みなど、高い倫理観を持って企業の社会的責任(CSR)を全うするとともに、関西電力グループの一員として地域社会の発展に貢献します。

の4項目を実践し、保険代理店事業において、お客さまにより満足していただける保険サービスを提供するべく、金融庁の「顧客本位の業務運営に関する原則」に基づき、以下のとおり取組むことを宣言します。
なお、これらの取組み状況等を定期的に公表するとともに、社会情勢等の変化や課題等を踏まえ見直してまいります。

取組方針1:「お客さま本位の業務運営態勢構築に関する取組み」

関西電力グループ経営理念のもと、関西電力グループ行動憲章に「お客さまに選ばれる商品・サービスの提供」「コンプライアンスの実践・徹底」を掲げています。
当社は、「お客さま本位の業務運営」を企業文化として定着させ、お客さまに選ばれる商品とサービスの提供ができるよう社内態勢を構築するとともに、保険募集人全員が関西電力グループ行動憲章を理解し、本宣言に取り組み、その実現と運営レベルの向上に努めます。

【取組内容1】
○コンプライアンス活動計画の策定とその実践

関西電力グループ全体でのコンプライアンス研修の実施や、関西電力グループコンプライアンス推進活動により、毎年、コンプライアンス活動計画を策定し、職場内研修や法令遵守状況のチェック等のコンプライアンス活動を実践してまいります。

○内部監査体制の整備

保険部内独自の自己点検に加え、保険部から独立した総務部内部監査部門による定期的な内部監査により、保険業務運営が適正に行われているかなど検証を行い、指摘事項については、適宜改善を実施し業務品質の向上に努めます。

取組方針2:「お客さまに最適な商品をお勧めするための取組み」

当社は、当社の行動指針「お客さまファースト」実現のために必要な規程策定等を含む社内態勢や教育態勢を構築し、お客さまの特性とご意向、ライフプラン(個人)、営業戦略(法人)を十分にヒアリングし、把握したうえで、誠実・公正に最適な商品をご提供できるよう、努めるとともにお客さま満足No.1企業を目指します。
当社は、グループ社員の福利厚生およびお客さま本位の業務運営に資するため、商品ラインアップの中から、商品性やお客さまニーズ等を踏まえ、あらかじめお勧めする商品を厳選し、お客さまのご意向に沿って、ご案内します。
なお、これらに適合しない販売者都合、販売手数料目当ての不適切な募集や当社他部門との併せ売りは行いません。

【取組内容2】
○お客さまに保険を販売する手順を規定化し、ご加入にあたって重要な情報(契約内容、商品性、保険料、不利益事項等)について、お客さまに十分ご理解いただけるよう丁寧かつ分かりやすくご説明いたします。
○保険募集に際して、当社の比較推奨販売ルールに基づき、お客さまのご意向に沿った最適な商品を提供いたします。
○保険商品のご提案にあたっては、当社の利益のためにお客さまの利益を不当に害することがないよう適切に業務を行います。

取組方針3:「ご契約後のサポートに関する取組み」

当社は、ご契約後も適切なアフターフォローに努めるとともにお客さまとの双方向のコミュニケーションを大切にします。
そのために、ご契約後の各種手続きのほか、新しい商品サービス、情報等の提供を行い、お客さま満足の向上に努めます。

【取組内容3】
○保険代理店として、ご契約後の保険金・給付金などのお支払いのサポート、契約内容の確認、変更手続きのサポート等を速やかに行います。
○団体扱いの保険については、団体契約者と連携を密にし、よりよい保険商品の提供に努めます。

取組方針4:「お客さまの声を経営に活かすための取組み」

当社は、お客さまから寄せられる声に真摯に耳を傾け、速やかかつ適切に対応し、また、お客さまの声が保険募集人でとどまらない態勢を構築するとともに、これらを経営や社員への啓発に活かし、お客さまの満足度のさらなる向上を目指し、「お客さまの最善の利益に追及」のため、努力し続けます。

【取組内容4】
○お客さまの声を取り纏め、苦情に対する再発防止策を策定し、再発防止策が効果的であるか検証を行い、経営層へは定期的にお客さまの声を情報共有し、それを保険募集人にも周知徹底するPDCAを回すことで業務品質の向上を図ります。

取組方針5:「保険募集人の質的向上に向けた教育および評価に関する取組み」

保険募集人一人一人が、担当する業務を通じて成長し、新たな課題にチャレンジし続ける組織風土を作ります。また、業務の遂行状況や業務品質の向上等も業績評価に反映させることで保険募集人の意識向上に努めます。

【取組内容5】
○お客さま本位の業務運営に適切に取り組むため、階層別の社員研修に加え、新商品研修や毎年の年間研修計画に基づくコンプライアンス研修、実事例によるロールプレイング研修等を実施します。
○社員の評価は、営業実績(業績評価)だけで判断せず、行動姿勢および業務品質など総合的に評価する仕組みとしています。
備考

当社は、生命保険会社・損害保険会社が提供する保険商品をお客さまに販売する乗合保険販売代理店であり、(銀行等金融機関や証券会社等の提供する保険以外を含む業界をまたぐ)複数の金融商品、サービスについて、当社が独自にパッケージとして販売・推奨を行うことはありません。
また、当社は販売のみを行っているため、保険商品および金融商品の組成(開発)には携わっておりません。

お客さま本位の業務運営のためのKPI設定について

「お客さま本位の業務運営に関する宣言」に基づく取組みの進捗状況について、定量的に把握し、その取組みをより一層推進するため、成果指標(KPI)を以下のとおり設定し、その成果について表示しています。

項目 設定の趣旨 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度(目標)
1 自動車保険早期更改率 契約継続漏れの防止および早期対応によりお客さまの安心感に繋がる指標として 81.9% 78.9% 80.1% (85%)
2 自動車保険継続率 顧客満足度をあらわす指標として 97.4% 96.8% 98.3% (98.5%)
3 医療保険保険金請求WEB申し込み率 保険金請求手続きの利便性の向上の指標として 37.2% 59.8% 62.0% (68%)
4 法人保険
契約更改率
顧客満足度をあらわす指標として 97.9% 97.5% 96.8% (98%)
5 損保大学課程専門コース(法律・税務)取得者数及び取得率 お客さま本位の業務運営体制構築および募集人の質的向上の指標として 45名
(84.9%)
44名
(86.3%)
46名
(88.5%)
(52名)
(100%)

「お客さま本位の業務運営に関する原則」との対比表

本宣言は金融庁の定める「顧客本位の業務運営に関する原則」における原則1~7に則り策定しており、下表は同原則各項目に対する本宣言の該当項目(比較表)です。

原則の詳細に関しては、金融庁ホームページ(https://www.fsa.go.jp/index.html)をご覧下さい。

原則(2~7) 項目 実施/不実施 取組方針(FD宣言)
記載箇所
取組内容(結果)
記載箇所
顧客の最善の利益の追求 原則2 実施 取組方針1 取組方針4 取組内容1 取組内容4
(注) 実施 取組方針1 取組方針4 取組内容1 取組内容4
利益相反の適切な管理 原則3 実施 取組方針2 取組内容2
(注) 実施 取組方針2 取組内容2
4 手数料等の明確化 原則4 実施 取組方針2 取組内容2
5 重要な情報の分かりやすい提供 原則5 実施 取組方針2 取組内容2
(注1) 実施 取組方針2 取組内容2
(注2) ―(非該当) 本文(備考) 本文(備考)
(注3) 実施 取組方針2 取組内容2
(注4) 実施 取組方針2 取組内容2
(注5) 実施 取組方針2 取組内容2
6 顧客にふさわしいサービスの提供 原則6 実施 取組方針2 取組内容2
(注1) 実施 取組方針2 取組内容2
(注2) ―(非該当) 本文(備考) 本文(備考)
(注3) ―(非該当) 本文(備考) 本文(備考)
(注4) 実施 取組方針2 取組内容2
(注5) 実施 取組方針2 取組方針5 取組内容2 取組内容5
7 従業員に対する適切な
動機付けの枠組み等
原則7 実施 取組方針1 取組方針2
取組方針3 取組方針5
取組内容1 取組内容2
取組内容3 取組内容5
(注) 実施 取組方針1 取組方針2
取組方針5
取組内容1 取組内容2
取組内容5